2021/04/30
新型コロナウイルス怖いですね。
自分がかかることも勿論ですが、学校が休校になったり、
イベント関係が概ね自粛になるなど生活にも影響が出てきています。
私も楽しみにしていたイベントが延期になり気持ちが少し落ち込んでいました。
それに追い打ちをかけるように3月9日、プロ野球の開幕延期が発表されました。
プロ野球を見られないのは残念ですが日々感染者が増える現状を考えると、
賢明な判断です。
経済的損失は計り知れませんが多くのファン、チーム、関係者の健康を考ると
間違ってはいないでしょう。
しかしながら、延期となって難しくなっているの今後のペナントレースの日程。
いつなら開幕できるのか。
巷の予想では4/10や中旬、下旬など出てきています。
今年度に限ってCSの中止やオールスター中止、オリンピック期間も強硬実施、
場合によっては日程の短縮など議論されているようですね。
政府の方針が改めて発表されると思いますが先行きは全く見えていないのではないでしょうか。
世界的にはパンデミックが起こっていると判断されていますし、
日本でもクラスター感染が問題になっています。
野球観戦行うとなると3万人規模のファン、それに球団関係者、球場関係者、
働く人々を入れるとかなりの人数の方が集まることになります。
屋外球場でも隣の座席は近く、ドームとなれば密閉された空間となりますので
感染のリスクは相当高いと言わざる得ません。
ライブハウス、ジムと同じように濃厚接触となり、かなりの確率で感染者を出すことが予想できます。
それを考えると球場にファンを入れて試合ができるまでにはまだまだ時間が必要なのではないでしょうか。
無観客にするにしてもチーム関係者は日本各地に移動しながらペナントを戦いますので
移動中の感染リスクを背負っての戦いになります。
完全に安全になってからとなると新型コロナウイルスの収束を待つのが確実ですが、
予測が全くできないです。ペナントレースの全面中止も考える必要が出てきます。
過去の例を見てみるとSARS やMERS の時には収束するのに7~8ヶ月を要しています。
早い段階で封じ込めに成功したとして約1か月後の4月中旬開幕では厳しいと思います。
野球を通じて新型コロナウイルスの感染が広がれば、再中止の可能性が高まると予想されるので
収束することを待つ必要であるでしょう。
そこまでの収束を待つと早くて夏までは開幕できないのではないでしょうか。
そうなると日本中、世界中の人が待ち焦がれる東京オリンピックも開催が危ういです。
それ以前に観客を入れて試合を行うのであれば、厳重な体制の中で行わなければなりません。
考えられる策として、
チケットは個人情報をしっかり管理したうえですべて前売り
入場前に並ぶ際は距離を取って列を作る。
チケットの確認はガラス越し
入場後はサーモグラフィなどで体温チェック
マスクの着用義務化
手指消毒の義務化
座席はグループ毎に1席空ける
グッズ、飲食販売は中止
応援は手拍子やメガホンで行う。
などなど。
人の濃厚接触を避けるための行動を取ると運営サイドからすれば大ダメージですが
収入の前に試合実施による感染者を出さないためには必要な犠牲なのかもしれません。
こうなってくると実際に目の前でプロ野球を見る楽しさがほぼなくなります。
逆に今しかできない楽しみ方もあるかもしれませんがデメリットの方が断然大きそうです。
143試合を行うとなるとこのような策を必要が多少なり必要になります。
開幕が先になっても、試合数が減っても、CSなどできなくても、
今は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことが必要です。
ファンや球団関係者、スタッフの方の身を守るためには我慢しかありません。
開幕を楽しみにしていた野球ファンの一人としてすごく寂しいことではありますが、
野球よりも大切なことが目の前にあります。
急いでやって結果的に全面中止になればそちらの方が悲しいですし、
野球のせいで感染者が増え、万が一にでも命を落とす人が出ようものなら取り返しがつきません。
一日でも早くウイルスの蔓延が収まる